ウォークマンAシリーズ最新作「NW-A100」を簡単レビュー!

ついに発売が開始されたウォークマンAシリーズの最新作「NW-A100」。

僕は40周年記念モデルを予約したため約2週間発売日がズレることになり、無事に発売日を迎えたみんなの購入・到着報告を恨めし気に眺めていました。

ですが、それももう終わりです。ついに40周年記念モデルが発売されたのですから!

正直なところ、現在使用しているNW-A30はまだまだバリバリ現役で活躍しているので買い換える必要もなかったんですけどね。

Xperia 1も買ったばっかりで予算的には厳しかったんですよ。でもAndroid搭載でついにUSB-Cポートが採用されたウォークマンとか絶対に欲しいじゃないですか!!

ましてや40周年記念モデルなんて・・。物欲センサーを刺激しすぎなんですよSONYさん・・。

そんなわけで、この記事ではソニーのウォークマンAシリーズ最新作「NW-A100」を簡単にレビューしていきます。

SONY ウォークマンAシリーズ「NW-A100」

改めて、今回紹介するのはこちらの「SONY ウォークマンAシリーズ NW-A100」です。

今回のNW-A100シリーズは今までのようなA30/40/50シリーズとは違い、AndroidOSが搭載されたりUSB-Cポートが採用されるなど、まるで別物といってもいいほどの進化を遂げています。

一番大きい変化といえばやはりAndroidOSが搭載されたということ。

これによりSpotifyやAmazonMusicなどのストリーミングサービス(サブスク)を利用できるようになりました。

そしてウォークマンファン待望のUSB-Cポートが採用されたということも忘れてはいけません。

長年に渡って採用されてきたWMポートがついに廃止されたという事実に若干悲しくもなりますが、「やっとかよ!」と思った方も多かったのではないでしょうか。

ウォークマンAシリーズ 「NW-A100」を写真でチェック

さて、最初にも軽く触れましたが僕が購入したのはNW-A100TPSといわれるウォークマン40周年記念モデルなのでパッケージが通常のモデルとは異なります。

や、初代ウォークマンは実際に使ったことはないのでアレなんですけどエモいですよねぇ。

ということで早速本体を見ていきましょう。40周年記念モデルなので背面には40th Anniversaryの特別プリントが施されています。

左:NW-A30 右:NW-A100

NW-A30とNW-A100を比較して見るとこんな感じ。ウォークマンロゴがなくなったことやベゼルが狭くなったことを除けば基本的なデザインや大きさにそこまで大きな変化はありません。

左:Xperia 1 右:NW-A100

スマホ(Xperia 1)と比べてみたらその大きさの違いは一目瞭然。NW-A100がいかにコンパクトなのかというのが一目で分かりますね。

物理ボタンは今までと同じく右側面に配置されています。基本的な配置は今までと同じですがボタンの大きさや形状が変更されています。

今までと違いそれぞれのボタンが一つ一つ独立した形になったので手元を見なくても押しやすく、そして押し間違いが少なくなるようになったのは嬉しいポイントですね。

そして何よりも大きな変更がココ。イヤホンジャックにストラップホール、そしてUSB Type-C端子とmicroSDポートが並んでいます。

いやぁ、いつウォークマンはUSB-Cが搭載されるの?と思っていましたが、ついにWMポートが廃止されついにUSB-Cが採用されましたねぇ・・。

汎用性を考えたら当然でしょうという結果なのですが、スマホと同じUSB-Cケーブルで充電できると考えるとこれだけで買い換える価値もあるかなぁ・・なんて思ってみたり。

ちなみにですが、自分はウォークマン用にUSB-Cケーブルを新調してしまいました(笑)

【cheero】ダンボーデザインの可愛すぎるUSB-C充電ケーブルを簡単レビュー!

電源を入れて起動・・。AndroidOSなのでスマホと同じように簡単な設定を済ませます。アンドロイドスマホを使っている方なら特に迷うところはないはず。

無事起動してホーム画面になるとこんな感じ。普通のAndroidスマホそのままで親近感がありますね。

それこそスマホをそのまま小さくしたような感じなので不思議な感覚ですが1時間も触っていればすぐに慣れてしまいます。

ウォークマンアプリを立ち上げての再生画面も従来のモデルとほぼ同じなので、今までと同じ感覚で操作することができます。

そして写真では分かりにくいですが、液晶画面はより高精細で綺麗な表示になっているのでスマホからの乗り換えでも違和感を感じることはありません。

microSDカードは必需品か

起動直後のストレージはこんな感じ

今回のNW-A100シリーズでは用意されている容量は16GB、32GB、64GBの3種類です。

40周年記念モデルに関しては強制的に16GBだったので選択権はなかったのですが、起動直後の何一つインストールしていない状態で残りは9GBちょっととやや頼りない感じ。

NW-A100シリーズはAndroidOSということもあって音楽だけではなくスマホと同じように様々なアプリをダウンロードすることができます。

そう考えると特に16GBのモデルを検討している人はmicroSDカードの購入は必須といえるのではないでしょうか。

AndroidOSならではの楽しみ方

そしてこのウォークマンはAndroidOSを積んでいるだけあって音楽を聴くこと以外にも様々な楽しみ方をすることができるようになっています。

例えばWebサイトの閲覧。自分のお気に入りのサイトやニュースサイトなどWebサイトを気軽に楽しむことができます。

そしてYouTubeの閲覧。AndroidOSなので当然YouTubeアプリもダウンロードできますし(最初からインストールしてありますが)動画を気軽に楽しむことができます。

当然ですがTwitterをすることもできます。ここまでできるともはやスマホと変わらないですよね。

もちろんPlayストアに接続して様々なアプリもダウンロードすることもできます。

ただ、ウォークマン自体の性能はそれほど高くはないのでド派手なゲームや重いアプリなんかはあまりおすすめしません。

あとはホーム画面に好きな壁紙をセットできるようになったというのも嬉しい点ですかね。今までの独自OSの時には壁紙どころかホーム画面という概念すらなかったですから。

やっぱり毎日使うものが自分好みにカスタマイズできるっていいですよね。

そしてなんといってもこれ!初代ウォークマンを模したデザインの限定ソフトケース。これ欲しさに40周年記念モデルを買ったという人も多いんじゃないかな~。

そしてこのケースはデザインが良いだけの単なるコレクターズアイテムではありません。

ウォークマン本体に装着しても右側面にあるボタン操作はケースを閉じたまま行うことができるようになっているため、非常に実用的なんです。

そして今まで使っていたNW-A30のケースと並べてみたら形はそっくりでもしかして流用できる・・?なんて思ったのでちょっと試してみました。

左:MW-A30 右:NW-A100

ということで、まずはウォークマン本体の大きさを比較してみます。ぱっと見の大きさや形状はほとんど変わらないように見えます。

側面部を比べてみると形がちょっとだけ違うということに気づきます。基本的なボタンの位置は同じですが各ボタンの形状や大きさが違うのも分かりますね。

底面はこんな感じ。基本的な大きさはほぼ同じに見えるけど形状がちょっとだけ違うのかな。ただこれくらいなら問題なさそうな気もする・・。

ということでA30のケースにA100を装着してみましたが思っていたよりも違和感なくすっぽりと収まりました(笑)

ただ、A30のケースにA100はいっぱいいっぱいでちょっとキツそうな感じ。これがA40やA50のケースだとどうなのかはわかりませんが・・。

ウォークマン NW-A100を実際に使ってみた感想

ということで機能的な紹介はここまでにして実際にNW-A100を使ってみてどう感じたかを書いて行きたいなと思います。(あくまで個人的な感想なのでご了承ください)

使用したイヤホンはNW-A30を購入したときに付属していたMDR-NW750Nです。市場価格で言うところの1万円ちょっとのイヤホンなのでイメージしやすいかと思います。

まずは音質について。このコンパクトなボディからは信じられないくらいパワフルで迫力のある力強いサウンドを感じることができます。

正直なところ、A30と形も大きさもそんなに変わってないし音質もちょっと良くなってる感じなのかな?程度に思っていたのですが、それはめちゃくちゃ裏切られました。

音圧もあって解像度も高くA30とは全くもって別物です。それこそスマホと比較したら話にならないくらいの差があるように感じます。

メリハリがあってソニーらしい音質っていうのかな。スマホからのステップアップだったり初めてハイレゾ対応のウォークマン購入するっていう人にも馴染みやすくピッタリだなと。

ただ、やっぱり心配していた通り、バッテリーの持ちに関しては少々難ありかなぁ・・。

有線接続の時はそこまで酷くはないのですが、WiFiやBluetooth接続をしているときのバッテリーの減りは結構焦るものがあります。

なのでストリーミングで音楽を聴くときは事前にダウンロードをしておいてオフラインで再生をするのがおすすめかなぁ。

とはいえそれを見越してのUSB-Cの採用だと思うし、コンパクトなボディからくる手軽さとパワフルな音質には十分満足できるレベルなので、まぁトレードオフだよねと。

世間の声ではアンドロイドを積んだことによるバッテリー持ちの悪さってずっと指摘されていたことなんですよね。

でも今の時代ってスマホ全盛サブスク全盛の時代じゃないですか。そう考えたらアンドロイドを積むのってやっぱり正解なんですよね。

実際に使ってみて思ったけど、ウォークマン単体でなんでも完結するのはやっぱり便利すぎるんですよ。

音楽の購入だってそう。このブログでも酷評しているMusic Center for PCを使わなくてもmoraアプリから直接ダウンロードできちゃうんですもん。

しかもアンドロイドなんて積まなくてもいいから電池持ちが良いほうがいい!なんて人のためにNW-A50も併売してくれているので選択権をユーザーに与えてくれているわけですからね。

最後にNW-A100について簡単にまとめると、久しぶりのアンドロイド搭載となった本機ですがソニーらしさ満載のかなり気合の入った出来栄えかなと。

心配していたバッテリー持ちに関しては予想通りというか、思ったよりもキツイなとは感じましたがUSB-Cのお陰でスマホと同じように充電出来て十分我慢のできるレベル。

スマホからステップアップしたい人や初めてハイレゾ対応のウォークマンを購入したいという人には間違いなくおすすめできる1台です。

気になった方は是非とも調べてみてね

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